ロボット教室とロボプロで培った
プログラミング的思考が役立つ

北海道大学

青木 真太郎さん

東京都

ロボット教室に通っていたのは小学校5年生の夏ごろから高校3年生までです。ロボットづくりに夢中になっているうちに、気付いたらより高度なロボティクスプロフェッサーコース(以下、ロボプロ)にも進級していました。
昔からものづくりが好きでブロックを動かしてみたいと思っていたので、自宅にヒューマンアカデミージュニアロボット教室のチラシが届いたとき、両親に「やってみたい!」と言ったのが通学するきっかけです。

「なんでかなぁ」を突き詰めて考えることが楽しい

通い始めて最初のころは、組み立てたロボットを動かそうとしてもうまく動かず「なんでかなぁ」と試行錯誤することが多々ありました。それが面白く、常に「どうしたらできるんだろう」と考えていました。そうしてトライ&エラーを繰り返すうちに解決策が見つかるので、そのときの嬉しさはひとしおでした。

また、教室で一緒に習っている子たちと、みんなで盛り上がって取り組めたことも楽しかった思い出のひとつです。改造して、みんなでレースや戦いなどをしては分析し合ったり。大概、改造しない方が強いんですけどね(笑)そういった意味でロボット教室に関しては、日々トラブルが起きることが面白かったです。

ロジカルシンキングで苦手な数学を克服

ロボット教室にずっと通っていたいと思っており、先生の勧めもあったので迷わずロボプロに進級しました。ロボット教室と比べてロボプロは、さらに動きが複雑になって自由度が増すので、だんだん「なんでかなぁ」が「なんでだよ」になることもありました。それでも、高度になるほど、思った通りにできたときの嬉しさが大きかったです。プログラミングは正解がひとつではないので、作って壊したりするなかで、ロジカルな考え方が身についたと思います。また、トラブルが起きても冷静になって考えられるようになりました。苦手な「微分積分」の項目を分析したり、勉強はもちろん、さまざまな場面で役立つ力が身についたと思います。

プログラミング的思考を生かして、大学では生物学を学ぶ

元々生き物が好きだったので、大学では生物学を学びたいと思い、研究の環境が整っている北海道大学に進学しました。

生物は、有機的な学問のように思われるかもしれませんが、学んでいる「酵素反応」は、プログラミングみたいだなと共通点も感じます。将来的には原始的な生命についての研究に取り組みたいと思っていて、できることなら宇宙に生命を探しに行きたいです。

また、現在はボート部に所属して、毎日、手にマメができるほど練習しています。ボートの細かい調節や修理をするのも好きなので、副監督や詳しい方に教えていただきながら進んで取り組んでいます。

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