ロボット教室で学び、教え、興味ある海の分野へ

神戸大学

小野 将和さん

兵庫県

先生と一緒に試行錯誤しながらロボットを製作

10歳の時に見たロボット教室のチラシに興味を持ち、教室が自宅にも近かったので通い始めました。

ベーシックコースではテキスト通りに組み上げてスイッチを入れると動かすことができるのですが、自分なりにパーツを組み替えて工夫したりしていました。

アドバンスコースに進むと、センサー類などパーツが増えることで行えることが格段に増えました。ただ組み上げるのではなく、動きを理解し、調整に調整を重ねて作らなければならないので、先生に指導を受けながら進めていきました。中学1年生の時に京都大学で行われた大会のテクニカルコンテストで3位に入賞できたのですが、その時のロボットを作る過程でも、多くの新しい気づきがあり感動したことを覚えています。

ロボット教室で身につけたチカラを海の分野で活かしたい

2014年に神戸高等専門学校の機械工学科に入学したのですが、高専生のときは教室でアシスタント講師として指導を行いました。

教室の子ども達から毎回のように「ここはどうすればいいの?」と質問されるので、どんなことにも答えられるように常にテキストを読み込んでいました。

教え子が第5回大会のスピード部門で見事優勝したのですが、その時は自分の経験がとても役立ちました。大会当日は会場独特の雰囲気もあり、思うような結果がでないことがあります。そんな時、ロボットを調整したくなるものですが、それによって全く違う動きをしてしまったりします。納得がいくまで調整を重ねてきたロボットを信じて、当日は絶対に手を加えないようにアドバイスすることができました。

「なんでかなぁ」を突き詰めて考えることが楽しい

現在は、神戸大学海事科学部に編入学して、波の動きやそこにかかる力量の測り方などを学んでいます。
船が、常に変化する波からどのような影響を受けるのかを知り、船の構造を理解していきます。

仕組みを理解して、それをどのようなことに利用できるかを考える力を身につけることができたのは、ロボット教室のおかげです。

また、何でも知ろうという知識欲もロボット教室での学びがあったからこそだと思います。

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